レオパレス株価今後どうなる?債務超過で上場廃止かそれとも買いか?

レオパレス

レオパレスが2021年3月期連結決算の業績を下方修正し最終利益を444億円の赤字と見込みました。

2020年6月時点では赤字幅を80億円としていましたが一転大きな下方修正となりました。

東京証券取引所の基準では債務超過になっているとの事で、今後レオパレスの株価は一体どうなるのか?

上場廃止という可能性はあるのか?それともここが底で買いなのか?

レオパレス株価の今後について検証していきます!


レオパレス株価の今後で上場廃止リスクは極めて低い!?

2021年2月12日にレオパレスは大幅な下方修正(2021年3月期の連結業績予想)を発表しました。

コロナを要因に下方修正の発表をしている企業は多くありますが【ー80億赤字→-444億赤字】というのは当初予定の約5倍にあたるので、さすがにインパクトとしては大きい様です。

また、読売新聞オンラインでは下記の様に報道されています。

 資本金などが資産に占める「自己資本比率」は12月時点でマイナス5・4%と、東京証券取引所の基準では債務超過となった。ただ、資産から負債を差し引いた「純資産」はプラスのため、レオパレスは債務超過は解消したとしている。

読売新聞オンライン

この「自己資本比率」というものは、一言でいえば「会社の安定性」を見るための指標です。

自己資本比率が高いほど会社の経営は安定し「倒産しにくい会社」となり、自己資本比率が小さいほど、他人資本の影響を受けやすい不安定な会社経営(会社の独立性に不安)ということになります。

一般的には、「自己資本比率が40%以上あれば倒産しにくい企業」と言われています。

ただ、上場企業で自己資本比率が40%以下の企業は多くあり、あくまでも一つの目安になります。

今回、レオパレスはこの自己資本比率が「0」を下回るマイナスに転じたことで、東京証券取引所の基準に従うと「債務超過」に陥ったという事になります。

レオパレスの自己資本比率を大幅に下回る銘柄

「みんかぶ」より出典

赤字企業の自己資本比率の平均は大体「-4%」との事です。

上場企業の2020年4~12月期決算を開示した企業のうち12.8%が赤字企業と発表されています。

2021年1月末時点上場企業は3860社あるので、約500社程が赤字企業という事になります。

自己資本比率ランキングは「みんかぶ」で確認できます

自己資本比率が-90%を超える企業もあり、少しびっくりですが、レオパレスよりも自己資本比率が低い企業で上場している企業はいくつもあります。

自己資本比率だけで企業や株価を判断するのは良くないですが、レオパレスの場合は2021年3月期連結決算が444億円の赤字という事で余談を許さない状況ではありますが、他の企業と比べると自己資本(純資産)が現状あるので、すぐに倒産や上場廃止という可能性は低いと感じます。

ただ、レオパレスの株価を大きく下げる元々の要因は【施工不良問題】という社会の信用を大きく下げる問題から始まっており、そこにコロナのダブルパンチとなっています。

今後、根本の施工不良問題や財務問題含めて早急に改善していく必要があります。

レオパレス株価チャートと今後の株価は?ソフトバンクGが救世主に!

by 株価チャート「ストチャ」

下値120円を底に上値170円付近が当面のレンジ相場となりそうです。

2021年の安値は119円(1月4日)で高値は170円(2月8日)です。※2021年2月時点

2020年9月30日に「フォートレス」による支援が決定し株価が大幅に上昇しました。

このフォートレスとは米国の投資ファンドでありますが、孫正義氏率いるソフトバンクグループ(以下=SBG)傘下のファンドです。

レオパレスはメインバンクのりそな銀行、サブメインだった三井住友銀行、さらにメガバンクのみずほまで去っており、レオパレスの経営再建が困難を極めている状態でしたが、そこに「フォートレス」が救済の手を差し伸べました。

フォートレスによるレオパレスへの支援額は、出資や融資を合わせて約572億円行い、レオパレスは118億1800万円の債務超過を解消して当面の危機を脱することができました。

レオパレス救世主のソフトバンクGの本当の狙いは?

実は、ソフトバンクGが経営再建できるかどうか分からないレオパレスに手を差し伸べたのには、本当の理由があるようです。

フォートレスが提示した支援には、レオパレスの100%子会社「レオパレス・パワー」の優先株を150億円で引き受ける項目が含まれているとの事です。

信用調査会社などによると、レオパレス・パワーの主な事業は太陽光発電。レオパレスが管理・所有する全国のアパートの屋上にソーラーパネルを設置し、安定的に電力を確保していた。

同社の売上を見ると、ここ3年は27〜28億円を上げて、利益も3〜4億円で推移している上、数十億円の現金預貯金に加えて不動産もある。つまりレオパレス本体と違い、レオパレス・パワーは、収益を見通せる優良企業といえる。

フォートレスは同社の優先株を普通株に転換すれば、同社を支配下に置くことができるのだ。孫氏が自然エネルギービジネス、特に太陽光発電事業に関心が深く、米国や中国、ロシア、サウジアラビアなどにおける太陽光発電事業へ巨額の投資を行っていることは、経済界では広く知られている。

しかし、足元の日本国内で事業展開は遅々として進まず、新規顧客の獲得に苦戦している。レオパレス・パワーは、約7万棟のアパートの屋上にソーラーパネルを設置している。孫氏は、同社の入居者を取り込めば国内での太陽光事業を拡大できると計算しているのではないか。

dmenuニュース引用

本当の狙いは、レオパレス子会社「レオス・パワー」の太陽光事業をソフトバンクGの傘下にしたかったという事です。


レオパレス株価今後についてのまとめ

2018年1000円近くあったレオパレスの株価が「施工不良問題」から現在の株価は10分の1近くの150円程となっています。

そこには、社会の信用を失わせる大きな経営根本に問題があった事は間違いないと思います。

ですが、投資ファンドフォートレス(ソフトバングG)が最終的に大きな支援を行い、ある意味バックについてくれた事で財務面では一時的に解消されました。

今後、ソフトバンクGの幹部がレオパレスの内部にも入って経営改革を行っていくことが予想されています。

全国にいらっしゃるレオパレス賃貸オーナーの方々や、実際入居して下さっている顧客の為にも、最善の改革を行い、企業としての存続と更なるサービスの向上を期待したいところです。




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